国立文化財修理センターの整備
事業の目的
我が国の国宝・重要文化財(美術工芸品)をはじめとする文化財は、外国人観光客を惹きつける貴重な文化観光資源である。一方、それらを次世代へ継承しつつ持続的に公開・活用していくためには、文化財の適切な修理と、その基盤となる修理技術・用具原材料の継承が不可欠である。 国立文化財修理センターの整備により、世界に誇る日本の「文化財」と「修理文化」の価値を国内外へ発信するとともに、修理技術の継承・高度化を図り、文化財の保存と活用の好循環による持続可能なサイクルを実現する。 本センターでは、展示室において国宝・重要文化財等の修理前後の姿や修理工程をわかりやすく紹介するとともに、12の修理工房全てに見学スペースを設け、通常は目にすることのできない高度な修理技術や作業の様子を間近に観覧できる環境を整備する。あわせて、修理に用いる用具・原材料についても展示し、多言語による解説やデジタルコンテンツを活用した情報発信を行う。 これにより、文化財修理という日本独自の高度な技術と文化を体感できる高付加価値な文化観光コンテンツを創出し、日本文化への関心が高い外国人観光客の誘致を促進する。さらに、本センターを起点として全国各地の文化財や博物館・美術館等への来訪を促し、地方への周遊拡大や滞在満足度の向上を通じて、新たなインバウンド需要の創出と地域経済の活性化に寄与する。 文化財修理技術及び修理現場の公開・発信は、新たな文化観光のフロンティアとして高いポテンシャルを有しており、文化財の保存と活用の好循環を創出するとともに、新たなインバウンド需要の創出に資するものである。観光によって得られた効果を我が国の文化資源の国際発信に還元することで、文化財保存と国際観光の好循環の創出につなげる。
事業の概要
日本の「文化財」と「修理文化」の価値を国内外へ発信し、文化財の保存と活用の好循環を形成するため、国立文化財修理センターの京都への設置に向けて、施設整備に必要な取組を推進する。 本センターでは、文化財の鑑賞に加え、世界に誇る日本の高度な修理技術や修理工程、用具・原材料等を公開し、これまで触れる機会のなかった「修理文化」を体感できる環境を整備する。また、多言語による解説やデジタルコンテンツ等を活用した情報発信を行い、日本の「文化財」と「修理文化」の発信拠点としての機能に加え、世界の文化財専門家らが集い研究交流や国際連携を推進するハブ機能を担う。 これにより、文化財修理を新たな高付加価値の文化観光コンテンツとして活用し、日本文化への関心が高い外国人観光客の誘致を促進するとともに、訪日旅行の満足度向上や全国各地の文化財への周遊促進を図り、新たなインバウンド需要の創出に寄与する。
公金受給・契約先情報
支出先照合支出先の個別開示対象外、または省庁直営の人件費・庁費などの直接執行事業です。
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