RSシステム(情報通信技術調達等適正・効率化推進費)
事業の目的
行政事業レビューとは、予算や基金を用いて行う原則すべての事業を、毎年度、各府省庁が自ら点検し、その点検結果を公表する取組である。エビデンス(根拠)に基づく政策立案(EBPM)の手法等を用いて、事業の目的・課題を踏まえて成果指標を設定し、外部の視点も活用して点検を行い、点検結果は翌年度の予算要求や事業の執行等に反映し、事業の効果的・効率的な実施につなげている。 行政事業レビューのシステム化については、これまでも、システム化による業務効率化を一定程度達成してきたが、単なるレビューシート、セグメントシート、基金シート(以下、「レビューシート等」という。)を作成・管理・公開するためだけの情報システムに留まるのではなく、他情報システムのデータ等を利用したレビューシート等の作成、確認・点検作業の効率化とともに、AIを活用したレビューシート等の質の向上、更にはレビューシート等の作成を通じた予算事業自体の質の向上及びEBPMの実践を達成することを目指す必要がある。 また、国民に対する情報公開は引き続き重要であることから、データの見える化だけでなく、「行政事業レビュー見える化サイト」(以下「見える化サイト」という。)のユーザーエクスペリエンスの向上やレビューシート等のデータの利活用の促進にも取り組んでいく。更に、国のレビューの取組の深化にとどまらず、行政の機能及び公共性という観点で、地方公共団体等のAXの促進にも共通する部分があると考えられるところ、地方公共団体等におけるレビューの取組及びAI活用の取組の推進にも資するよう、RSシステムの実践を通して得られた知見を共有していくことが重要である。 具体的には、まず、他情報システムのデータを活用することにより、従来は手作業に依存していたデータ収集に伴う作業や転記の誤り等を防止し、正確な情報を効率的にレビューシート等に登録できるようにするとともに、ロジックモデルの検討やレビューシート等の自己点検等にAIを活用することにより、レビューシート等の質の向上とレビューシート等の記載内容の作成・確認・点検作業効率化との両立を目指す。 また、見える化サイトにおけるレビューシート等の公開についても、シート検索におけるあいまい検索に対応するなど、UI/UXや検索機能の改善によりユーザーエクスペリエンスの向上につなげ、レビューシート等のデータを、よりアクセスしやすく、使い易いものとすることを目指す。 更に、AI機能も含めたRSシステムのソースコードをオープンソース化し、地方公共団体等との調整を実施することで、地方公共団体等におけるレビューやAI活用の取組の進展に貢献することを目指す。
事業の概要
これまでのシステム化の経緯として、それまで表計算ソフトで作成し、各府省庁のHPで公開されていたレビューシートの作成・管理・公開をシステム化すべく、内閣官房・行政改革・効率化推進事務局において2023年度にシステムを設計・開発・構築し、2024年度にRSシステムとして稼働するに至った。また、2024年4月から全府省庁においてRSシステムへのデータ入力・更新を行い、同年9月からは一般公開用のサイトとして見える化サイトを開設している。 本事業においては、2028年度末のGIMAの閉塞に向けて、各府省庁職員・独法等のレビューシート等の作成や各府省庁職員や外部有識者の点検プロセス等におけるAIの活用を視野にいれ、行政事業レビューを通したEBPMの更なる推進と業務効率化による行政コストの削減を進め、行政の生産性向上につなげていくべく、RSシステムの更改を行い、レビューシート等の質の向上と業務負荷の軽減との両立を目指す。また、国民やメディアに対する情報提供については、レビューシート等のデータの見える化のため、見える化サイトの検索等にAIを活用し、データの提供手法を充実させることで、より使いやすく、より分かりやすいものとしていくこととする。更に、地方公共団体等におけるAI活用促進については、RSシステムのソースコードをオープンソース化し、地方公共団体等からの相談への対応を通して、具体の地方公共団体等でのAI活用への取組の深化に繋げていく。
公金受給・契約先情報
支出先照合法人番号の完全照合 & 金額・CSVダウンロード
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